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地域のミッションステートメント

  • 執筆者の写真: 木村和正
    木村和正
  • 3月30日
  • 読了時間: 3分

 70歳を迎えて最初に取り組んだ事業「上ノ村憲章」(仮称)について触れておこう。

 これは、座右の書「7つの習慣」(スティーブン・R・コヴィー著)にいう「ミッションステートメント」を地域でもつくろうという取り組みだ。会社、家庭、個人がそのよって立つ基本的な使命を明確にすることで、主体的、効果的、効率的に活動しようというものである。当該書籍には言葉として出てこないけれども、組織も、国家も、地域も対象に含まれる。三重県の中山間の70世帯にも満たない小さな集落が、集落のミッションステートメントをつくったっていいじゃないか、という発想である。


● ミッションステートメントの類語

 上ノ村のミッションステートメントは、提案段階では、「上ノ村憲章」(仮称)としていた。津市にはないけれども「市民憲章」なら住民の理解も得やすいと考えたからである。ところが、住民からは「堅苦しい」とか、「義務や拘束が伴うイメージがある」などの意見が相次いだ。内容に関するものよりも、この名称(タイトル)に関するものが圧倒的に多かった。


 関係者の受け止めや印象とは別に、概念を絞り込む上でもネーミングは大事なので類似の概念を整理しておくと

・ビジョン:展望

・ミッション:使命

・パーパス:存在価値

これらは、いずれもが微妙に関わり合っており、どこかで画するものでもないし、それが大きな意味を持つものでもない。


「憲章」は、重要で根本的な取り決めや方針を示す言葉であり、組織の行動指針(行動憲章)や国際的な規約(ユネスコ憲章)の文脈で用いることが多い。市民憲章は、前者の部類に属する。

・宣言

・指針


「上ノ村憲章」(仮称)は、最終的に「『みんなの上ノ村』 ー 上ノ村の大切にしたいこと」に落ち着いた。ビシッとひと言でとは行かなかったが、これで良かったのではないかと思っている。


● ミッションステートメントの機能

・判断基準、判断のよりどころ、物差し

・WHY(なぜ)の答え

・主体性の醸成


● ミッションステートメントづくりのポイント

 とにかく、ひとりでも多くの人に関わってもらうことで、自分たちの指針という意識を持ってもらわねばならない。それは、同時に

・住んでいるところについて改めて考える機会になる

・叡智を集める

・地域を主体的な体質に変える

などの作用を持っている。

つまり、みんなでつくる、そのプロセスに意味があるということだ。


運用に関しては、固定せず、定期にあるいは必要に応じて改定することを心がけねばならない。これは、今後の課題だ。そのための考え方は折に触れて力説してきたつもりだし、公布(?)にあたっては、より徹底する。定期的な見直しの機会も提供したい。


● 冒頭部分を引用

「これは、私たち上ノ村に住む者が、集落をひとつの生活共同体(地域家族)と

してとらえ「暮らしているだけで人のつながりで元気になれる集落づくり」を

行う宣言であり、指針です。私たちが迷ったときに立ち戻るための言葉として

書かれています。したがって、機会あるごとに見直し、進化させて行きたいと

思います。」

ここにこの「上ノ村憲章」の本質が網羅されていると言っても良い。


全文(PDF版)



(ここの短縮URL)


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