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ご多分に漏れず、世帯数と人口が減少している
◯ 最新(令和2年4月)の統計は、こちら(PDF)。
人口の減少傾向は以前からあり予測もしていたことではあるけれども、ここ数年はその進行に拍車がかかってきた感が強い。減少する理由としては、死亡はもちろんだが、若者の転出がその最たるものである。進学や就職で都会に出て、そのままそちらに定住というケースが目立つのは、おそらく田舎の共通の事情なのだろう。最近はそれに加えて、独居老人が子供のところに引き取られるというパターンも出てきたし、戸籍はあるけれども老人ホームに入ってしまい空き家になっている家もある。したがって、世帯数も減少が始まっている。反面、数年前
から3世帯ほど移住者がある。
平均年齢は約53歳前後を、高齢化率は38%前後を行き来している。上記の統計で90代の女性が3名減少していることから推測できるように、この中間ではいずれの数字も心持ち高かった。流れとしては、高齢化率も40%超えが時間の問題であると言わねばならない。40%は地域が正常に機能するためのひとつのボーダーだ。
30代以下が地域の中心世代になったときのことを考えると、空恐ろしくなってしまう。
(著作 P004)
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