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プロジェクト

​ 上ノ村には4つの大きなプロジェクトがあります。1~ 3は3段ロケットにたとえられます。

4は、地球にたとえて良いと思います。地球から飛び立ったロケットが、2段目、3段目と推進力をまして宇宙へ飛び立っていきますが、最後に帰ってくる場所は、やはり地球ということです。

PROJECT 1 上ノ村環境保全プロジェクト
 

 「田んぼを田んぼとして守りたい」というコンセプトの下、農村の多面的な機能の根幹に水田を位置づけ、高齢化、農業離れが進む中、集落の生き残りをかけた取組をしています。

​ ここでの活動が軌道に乗ると、派生的に独立して、独自の展開を始めます。それが新たな推進力となります。

PROJECT 2 上ノ村自治会獣害対策協議会
 

 就農意欲を削がないためにも、マイナス要因である獣害への対策は欠かせません。自治会をあげて対策に取り組むことで顕著な成果をあげ、平成27年度には国から表彰を受けました。

 「田んぼを田んぼとして守る」ため多面的機能の維持増進と相まって基盤整備の根幹をなすプロジェクトです。

PROJECT 3 上ノ村縁結びプロジェクト

 

 集落の力だけでは限界があるため、外部の活力を活かすことで、お互いのメリットを追求する取組に着手しています。平成26年度から学生さんが、そして平成27年度からは企業(大和ハウス工業さん)が、休耕田でコメ作りをするなど、活動をして頂いています。平成28年度は九鬼産業さんの協力を得てゴマの栽培を実験的に行いました。その成果を元に、平成29年度は福祉事業と連携したゴマの栽培を進めます。多様な組織が、多様な活動をすることで、地域の活力を増進すると同時に、みんなの意識を変えていく仕掛けです。

PROJECT 0 上ノ村成願寺盆踊り & 慰労会

​ 楽しい地域でありたいという思いから、その象徴的活動として、平成17年(2005年)に約40年ぶりに成願寺の盆踊りを復活させました。ここから、県内でも有数のエイサー隊「エイサーはくさん倭人」が発足し今では県内外で活躍しています。それに刺激され、子どもエイサー隊を結成、参加者が年々拡大しています。子どもたちが都会に出ても盆踊りの記憶とともに故郷上ノ村を思い起こしてもらいたいと思っています。全てのプロジェクトの根っこです。

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