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縁結び農園

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​解消面積

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縁結び農園の3つの形態

​① 学生農園(狭義の縁結び農園)

 平成26年から三重大学の学生が、翌27年から大和ハウス工業㈱ がCSR活動として休耕田での米作りを開始した。残念ながら大和ハウス工業㈱ は同社の都合で協定機関の平成29までの3年間で終了してしまったが、そのあとを学生が引き継いでくれている。学生の田んぼは今でも「学生田」、「大和ハウス田」と呼んでいる。

 学生は、それとは別に休耕田で野菜づくり、柑橘類の栽培などを行っている。

新規就農

 ① の活動を中心的に行っていた当時のリーダーが卒業と同時に、当初予定していた大学院進学をやめて上ノ村で就農した。別途、就職した友達もいずれ就農する手はずになっている。

 集落としても、とてもありがたいことであり、行政、JA、地元の担い手、認定農家などの協力を得て支援体制をつくり始めた。

ふれあい農園(クラインガルテン)

​ 令和4年度の運営開始を目標に、手続き、現場の準備を始めた。耕作放棄地の解消と多様な人材との交流が目的である。管理・運営は、新規就農者に委託している。

​●趣旨など能書き

 「田んぼを田んぼとして守りたい」という思いで活動しているが、

高齢化や後継者不足などの事情で、現実は厳しいものがある。集落の人間だけで農業を維持していくことはかなり困難な状況だ。国は集約化政策をとして「人と農地プラン」を推進しているが、これは必ずしも地域の状況に合うとは言い難い。しかも集約化には効率性という限界がついて回る。

 集約化できない農地の扱いに配慮せずに集約化に頼るのは、農地の維持だけでなく、生活環境を守るという観点からも危険である。集約化できない土地の農地としての維持を保証するセーフティ・システムの構築は絶対に欠かせないポイントである。

 

 「縁結び農園」は、そのためのひとつの切り口でる。外部の活力を活用しつつ、効率の悪い土地の有効活用を考える場所として、管理のためだけの草刈りから開放される手立てとしての意味を持つ。

● 「縁結び農園」の狙い

  • 野菜栽培の実践道場(技術普及)

  • 内外の活力の活用

  • 帰省者との交流

  • 内外の交流

  • 農福連携の推進(はくさん作業所)

  • クラインガルテンへのステップ

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