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組織図鑑

​「主体の多い地域は楽しい」との考え方の下、新しい組織で新しい取り組みを創設しています。ここでは、老人クラブなど既存の任意団体を除き、新たに創設された組織に的を絞って紹介します。

​※ 令和2年度(2020年)より、地区の負担を少しでも軽くするために両組織の役員も兼務とした。

「人と農地を核に地域デザイン」

「田んぼを田んぼとして守りたい」

 

 平成21年6月設立

 平成23年度 農地・水・環境保全向上対策協議会会長賞受賞

 平成24年度 農林振興技術連盟賞受賞

美味しいものを食べながら交流する「場の提供」

 平成26年4月 料理教室「村のレストラン」として開店。もともとは、料理教室を兼ねて居ましたが、今ではレシピを用意しておく程度になってしまいました。

 月1回の料理、会食、語らいの場として人気を博しています。地区外のお客様も増えて居ます。​ イベントに際して"臨時開店"も引き受けています。

「恒久柵の活用日本一をめざす」

​「油断〔が唯一の〕大敵」

 平成23年1月設立

 平成27年度 獣害につよい集落等優良活動表彰 知事賞受賞

 平成27年度 鳥獣被害対策優良活動表彰  農村振興局長賞受賞

​上ノ村縁結びプロジェクト

​会長 菅野 卓也

「できること、好きなこと、得意なことで地域貢献を!」

 平成26年4月設立

​ 平成26-28年度 子ども農山漁村ふるさと体験受入モデル事業としてスタートしました。小学生の受け入れが多い中、上ノ村は大学生に絞ってスタッフの要請を目指しました。三重大学地域貢献サークルMeiku(メイク)​を中心に学校、企業や市民組織とも連携を深めています。

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上ノ村成願寺盆踊り実行委員会
​会長 庄山 賢二

「上ノ村の活動の原点は、ここにある」

 平成17年設立

​ 40年近く途絶えていた成願寺の境内での盆踊りを復活させるために有志が集まって立ち上げました。地域の活性化を地域として意識した最初の活動組織と言えます。盆踊り、慰労会で培った共同体意識は、その後の全ての活動の基礎になっています。

​やまとんちゅ

「なぜエイサーなの?」と聞かれますが「かっこいいんです」

 平成17年12月設立

​ 沖縄の青年会のあり方を模倣する中で、地域コミュニティのひとつの理想形を追求する手段として位置づけています。当初は、単に伝統芸能エイサーの格好良さにひかれて始めましたが、今では精神面や制度面の学びや模倣も射程距離に入れています。

「主役は、おかあさんと子どもたち」

 平成26年活動開始

​ 休耕田で親子で大豆を栽培し、味噌を仕込んだり、豆腐を作ったりと楽しみながら、休耕田の解消に一役買っています。余った大豆は、村のレストランに寄贈し、みんなの口に入りました。お母さんと子どもが動くことで、お父さんも耕起作業などを買って出てくれるだけでなく、親子の電気工作教室などを企画してくれるようになりました。

「みんなで楽しいことを相談する寄合」(集落内の縁結び)

 令和3年7月活動開始

​ 視察を機に交流のある安楽島(鳥羽市)の活動(体)「どーどい」を真似して立ち上げ。「どーどい」は、「どうですか」というような意味の方言らしい。上ノ村で言えば「どーだい」ってところで、とりあえず立ち上げプロジェクトのコードネームとしたら、そのまま「どーだい」寄合になってしまいました。

「楽しいから広がる活動」

 平成26年活動開始

​ 三重大学を中心にした学生の活動は、集落の人達の当初の心配をよそに、もう10年も続いている。今では上ノ村の活動の特徴的な要素になってしまった。加えて、令和4年から示し合わせたように卒業生が村に帰ってきた。以前から後輩の田植えや稲刈りの応援には来ていたが、今は水路の復活からはじめ自分たちの田んぼをやしなっている。今後が楽しみだ。

 

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