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ないもの  あります ・・・

​上ノ村のおいしいお米 売ります

 お米の不足が話題の今日この頃ですが、農村にはお米が余っている状況がなきにしもあらずです。農家は流通に乗せ販売するためだけに稲作に取り組んでいるわけではありません。自家消費はもちろんですが、そればかりでなく縁故者に供与するためにも作っています。そんなお米が​1年で消費しきれず古米として残るのが常です。丹精込めて作ったものですから捨てるに捨てられず、だからといって改めて売るには中途半端な量です。たまに業者が買いにきますが、買い叩いておいて消費者に高く売りつけます。まさか、新米と偽って売るようなことはないでしょうが、お米専用の冷蔵庫で保管した米は素人の舌では新米と区別がつかないほど状態が良いのです。

 そこで、これらの米を集める形で独自の販売ルートに乗せようと思います。米不足だからというのではなく、古米とはいえ十分おいしいものを無駄にしたくないのです。もちろんこういう余剰を産まないためにも、小口の販売ルートがあればより有効に活かすことができます。

 令和6年の秋(10月)に実証実験的に販売を開始します。直接引き取り、現金払いなど、制限はつきますが、三重県の米を東京に運んで高く売るよりも身近な顔の見える消費者に喜んでもらう、そしてそれが縁になって生産者・農村と消費者・街場の新たな関係ができる方がずっと幸福なことだと思います。

​ 何にしても、売るための米ではなく、自分たちや縁故者が食べるための米です。安心して口に入れていただけます。それも、かなりお買い得なはずです。

​ なお、この販売は、生産者と消費者を我々が結びつけるもので、売買はその双方において成り立つものです。その意味でも、余分なコストはほとんど発生しません。

​(ここの短縮URL) https://x.gd/RYvqx

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