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 県の「獣害対策5箇条」は獣害対策に取り組みだした頃に、耳にタコができるほど聞かされた。どの研修会でも県の関係者が関わっていると必ず紹介された。よくできた指針だとは思いながらも、それを深く追求することもなく、上ノ村では、③できるだけ囲う から活動を開始した。その後、②隠れ場所をなくす、⑤捕獲する、④追い払うと活動を広げていった。そんな中で、①エサ場をなくすはなおざりにしたわけではないけれど
も、正面から取り組むことはないままだった。


 いずれも大事な指針で、それぞれに有効であり、併用すると相乗効果が生まれる。ただ、どれをやるか、どれからやるかは、地域の状況(被害状況はもとより、地形、さらに地域のまとまりや事情など地域力も含めた環境)に応じて異なるし変化していく。


 今、改めてこの5つの指針を考えてみると、最初の2つと、残りの3つは性格が異なるのだ。前者は、そもそもエサのないところに危険を犯して近づく必要がない、という切り口であり、残りの3つは、人間の方から働きかける切り口なのだ。やはり①が根本的な対策であることは明らかだ。

令和4年の戦略▶令和5年も継続
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