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​エサ場をなくす

山中の獣道から.jpg
エサの放置.jpg

 ヒコバエを目の敵にするわけではないが、秋以降のおいしい、栄養価の高いエサの典型例として捉えてみると、以下のような結論に至る。
・山にエサが少なくなる頃、人里に行けばヒコバエが青々としている
・柵を突破する手間はあるけれども、人もそうは来ないのでさほどの危険もなく入り口を探せる
・入ってしまえば食いたい放題でしっかり栄養を補給できる
・これで冬場も乗り切れるし、子孫の繁栄も図れる
人間の側からすると

・何度補修しても侵入されるので点検補修は欠かせない
・捕獲しても捕獲しても減った気がしない
・年もとったし、キリがないので管理作業もしんどくなってきた


 以上から、ヒコバエをはじめとするエサとなるべきものを適正に管理するだけで、人間の手間は大幅に削減できることは容易に想像できる。まちがいなくエサが悪循環の起点だ。

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