木村和正
米つくり体験でCSVに再挑戦
更新日:5月27日
大和ハウスのCSRが協定期限の延長を前に企業側の事情で思い半ばで解消されてしまった苦い経験がある。
その時の反省事項として
① CSVへの進化を目指したが、日常業務に忙しくて対応するだけの余裕がなかった。業務に直結する内容を提示するほど業務内容を把握もしていなかった。
② 企てていた計画があったけど、それを提案して進めるだけの馬力もなかった。具体的には、社員対象から関連会社や顧客に拡大していくと言うものであった。
今回目論んでいるのは、
企業が顧客を招待して農作業体験を年間通して定期的に行おうという企画だ。
通常のCSR同様社会貢献の企業イメージづくりは言うに及ばず、SDGsの取り組みにも通じるものとなる。街場の顧客には米作り体験と自分が関わった安心安全な米はとても魅力的に思えるに違いない。子どもの教育の観点から、喜ぶ者も多いはずだ。
ハウスメーカーが植林に関わり地元の木材を活用するというように直接的ではないにしても、顧客の獲得に貢献するという意味で業務に直結するものと言える。
つまり、反省点① も② もクリアするものとなる。業態は選ぶやもしれぬが、顧客創造の手段として汎用性も兼ね備えている。
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