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木村和正

この指とまれ☝️ 【基本概念】

更新日:11月21日

「この指とまれ☝️」は、上ノ村の活動にとって極めて重要な概念(コンセプト)である。

その意味するところには変遷がある。



(1) 合意形成の拘束・負担の軽減

上ノ村は獣害対策として恒久柵の設置を決めるにあたって、「ていねいな合意形成」としてかつてないほど実質的な議論を重ねた。そのため何か新しいことを始めるには、合意形成の重要性はどこよりも感じている。

その一方で、総会の機会を待たないと事が決まらないようでは困る。そこで、通常は役員や委員に日常業務の延長上で判断を委ねている。実際の運用は、事務局で行なっている。どこにでもある権限を委譲する形の運用である。上ノ村の場合、その上で、やりたい事があるものは事務局と相談しながら、仲間を募って事を始めるパターンがある。


(2) 仲間を募る(本来の意味)

上記のやり方をさらに進める形で、主体性に重きを置き、気軽に事を起こす事を推奨している。

形の上では、事務局との相談は必要であるし、活動趣旨や予算との兼ね合いはあるものの、極力主体性を受け入れる運用に力を入れている。



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