​上ノ村は、この事業に参画しつつも、ここでも独自のスタンスで活動を​展開しています。

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​● 基本的に三重大学を中心とした大学生を対象としています。

　県外からの学生も多い中で、４年間の学生生活で学ぶことを上ノ村のフィールドで実践的に試してほしいと考えています。

　■集落活動に関心のある学生さんへ　（上ノ村からの呼びかけ）​

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● 家族での参加も大歓迎です。

　学生に限定はしていません。彼らが企画運営するイベントや田舎の生活を味わっていただける行事などには、ご家族での参加をお待ちしています。

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● 商売とするつもりは​ありません。

　地域に足を運んでお金を落としてほしいとは思っていません。活動資金は、県の交付金と収穫物の販売収入です。その他、地域の委託事業なども収入にしています。先輩から後輩に受け継がれて、この活動が維持できればそれで十分です。交付金等は、その基盤づくりに活用させて頂いています。

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● 大自然や特産物を前面に押し出していません。

​　どこにでも有る中山間地です。ありふれた自然の中で、田舎の生活を味わっていただきたいと思います。

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​● 学生については、青春の４年間を上ノ村と密接に関わることで第二の故郷にしてもらいたいと考えています。言い換えれば、上ノ村との関わりが、人生にとって大きなインパクトになったと思ってもらえるような機会を提供できれば言うことなしです。

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● 集落としては、彼らの存在が刺激になり、地域が活気づくだけで十分です。遊休農地の活用や獣害対策への取り組みなど地域の課題への実践的な取り組みのメリットもありがたいです。

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● 地区内外の家族での参加は、子ども達への好影響だけでなく、親たちへのインパクトも考慮しています。新自由主義の台頭で崩壊の危機にあるコミュニティの見直しの機会にしてもらえたらと思います。上ノ村が、気軽に足を運べる故郷になると思います。

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● この活動により集落内で雇用が創出されるわけではありませんが、他県からの学生が津市ないし県内の企業に就職することには一役買うものと考えています。実際そうしたケースは多く、就職後も集落に足を運び後輩の面倒を見てくれる者も居ます。また、地元民との密接な交流や仲間との農作業を通して身についた対人スキルは社会に出ても大いに役立つに違いありません。

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