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木村和正

食と農を考える研修会 2024/06/30

更新日:7月3日

PDF版は、こちら



● 私的な講演会総括(香山さん)

子どもを守るためにも国産物消費して農家さんを守ろう


対談メモ

①自己紹介

大田さん生産者

公演聞いてますます農業頑張りたい

父が始めた農業を50歳でついで19年、息子次男が舵とる

令和元年から法人化

米麦大豆白菜キャベツ40ha栽培


森さん消費者

白山町在住

夫、夫母、息子の4人暮らし

2つ質問あり


前田さん前JA

田んぼ70a、畑10a家族で農業経営

土手畑の草管理


②各立場からの課題

大田さん

・農業離れ一層加速

農地を任せてくる地主の理由「高齢化」「生産コストが高い」

先祖からの土地守る、自分で食べる分を作りたいという気持ちからくらい

「獣害による収穫減量」

・受託圃場の増加による労働力不足

今を乗り切るだけでなく、将来を見据えて人材確保したい

Q、1番大変なことは?

①圃場の維持、畦畔草刈り

圃場の確保できても、収入確保にならない

→鈴木先生のコメント

担い手も維持、増産難しく今後の農地維持が心配だ


森さん質問2つあり

①農産物直売所すきで、ぬくいさんも良く行く

新鮮で安心な野菜が安く手に入る

直売所利用が地元農家さんを応援できると思っている

→消費者ができる地域の農家さんを応援できることは?

Q、鈴木先生

直売所は、農家が価格を決められる、規格外でも販売できるが

お小遣い稼ぎくらい

⭐︎和歌山県の直売所30個くらいつくって、転送システムを活用し売上アップ、、、今後もっと重要なってきそう

⭐︎宮城県の田んぼのがっこう

一区画10万円で田んぼを教えてもらって、消費者が自分でお米作る仕組みもある


②息子の昼食はコンビニ食がメイン(ラーメン、パスタ)

自分の口に入れる基準が自分の嗜好になっている若者に食の大切さをどのように伝える?

Q、鈴木先生

アメリカのマクドナルドでそういう口にできている

給食で安全な味を食べてもらう

学校で食料安全について学んでもらう


前田さん

農業は幅広い、食は全員すること

食糧危機は消費者、地域の暮らしを守っていくために農業、食を考える

行政、農政も一緒になって取り組む必要あり

農業なくして国の繁栄なし

地域の自給率の向上頑張りたい

「地産地消が大切」

地域の農業を進行し、食と緑と⚪︎を守ろう

→鈴木先生コメント

色んな人が今回の講演に集まっている

各人、各組織が取り組んでいることを連携すべき

講演聞いて終わるのでなく、次回は何をするかをアイデア出し合い考える仕組みを広げていくきっかけにしてほしい


今後前向きに捉えたらどうですか?

大田さん

担い手だけは厳しいのも事実だが

家族経営で踏ん張ってるところへの支援政策も必要と考える

この地域は地域農業を支える活動が活発

①遊休農地を自分で田んぼやりたいんや→家族で田んぼ管理頑張っている

②合鴨田んぼ頑張ってる若い女性

③移住して地域の力を借りて3枚の田んぼを自作している

担い手としてサポートしたい!

④地元大三小学校の稲作体験も少し将来に期待


森さんこれまでの話を聞いて…

美味しいものを適正な価格で買いたい


前田さんから前向きに〜

地産地消が1番良さそう。地域の暮らし🟰健康を守る。を考えて食と農を考えるべき。


鈴木先生総コメント

みんなで頑張ってほしい


● 管理人の感想

初回ということもあって、課題の共有にとどまった感じだ。個人的には、特に新しい情報も切り口も提供されなかった。主催者サイドからの〔提案〕もなかったのが、残念だ。

ありがちな「いい話だった」で何も動かないのでは、もったいない気がする。動かすための仕掛けなり、〔提案〕は欲しいところだ。



(ここの短縮URL)


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