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​事業の概要

■三重県の「子ども農山漁村ふるさと体験推進事業」について

 三重県では子ども農山漁村ふるさと体験推進事業として、農山漁村における小学生以上大学生までの子ども・学生のグループ(概ね5名以上)(以下、「子ども・学生グループ」という。)のふるさと体験活動を推進しています。

 農山漁村において地域の人たちと交流しながら農林漁業体験や「ふるさと生活体験(宿泊体験)」をすることを通じて、子ども・学生グループの学ぶ意欲や自立心、思いやりの心などを育み、力強い成長を支援しようとするものです。

(以上、三重県のHPより抜粋 詳細は、こちら

 

■ 「上ノ村縁結びプロジェクト」について

 活動初年度の今年(2014年、平成26年)は、主に学生グループを中心に活動を行う。その中で、スタッフを育てていく。観光や単なる農業体験のようにサービスによって足を運んでもらうだけでなく、集落の課題に取り組み地域に貢献することで、その喜びを学ぶと同時に地域を自己の成長の場、実践の場として活用してもらうことを目指したい。日頃の学習の実践的な活用の場、実験の場としても活かしてもらえたらありがたい。


 集落にとって、外部の若い世代と接することで、刺激を受け、ややもすると硬直化、常態化する傾向にある集落の運営やあり方に新風を吹き込むことになると考える。そのため、単発的な受け入れではなく年間を通しての恒常的な受け入れを考えている。参加者個人としては、興味のある事業に、事情の許す範囲での参加を求めることになる。

 具体的事業としては、休耕田を借りて米(「縁結び米」)作りを行う。子どもの受入を行うことにより、受入サイドの学生と相互の交流を深めることで、在学中はもとより卒業後も第二のふるさととして気軽に足を運んでもらえる関係を築きたい。収穫祭も学生スタッフを中心に企画したいと思う。この事業を通して、休耕田の復活の手法を習得し、また、情報発信や運営の基盤、ノウハウを固める中で、来年度の子どもグループ受け入れの準備をしたい。耕作放棄地の整備、休耕田の実態調査にも取り組む。村のイベント(盆踊り等)にも、どんどん参加してもらいたい。

 以上により子どもの受入体制の構築と、学生と地域による受入サイドの協働を図り、農村地域の活性化につなげる。

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